大銀杏再生工事報告

■報告6 (令和3年9月)

 2月に治療を行いましたが、今年の長雨の影響かはわかりませんが、再度幹の中からキノコがたくさん出てしまいました。腐朽菌が原因と思われます。元気に葉を茂らせていますが、樹木医さんと富岡市と相談し、再度治療となりそうです。

大銀杏経過報告
再度幹の中からキノコ

■報告5 (令和3年2月)

 2月8日~12日にて大銀杏の治療が行われました。昨年より樹木医の黛さんから、菌が再侵入しているとのことで何度も視察に来ていただいており、文化財課と相談の結果、治療をすることにしました。
菌が付着した部分のまわりの土を掘り出し、切削し、焼き入れ、薬の散布、土壌改良した土にて埋め戻しの作業となりました。

大銀杏の治療

■報告4 (令和元年8月)

 平成29年8月に倒れ、12月に再生保護工事が完了しました大銀杏の様子ですが、昨年も元気に新芽を出していましたが、更に元気に今年も芽をだしております。6月19日には樹木医の黛様が観察に来られ、葉の育ちも旺盛でとても順調且つ良好な状態であるとの判断をいただきました。それでも、もうしばらく要経過観察は必要とのことですので、根付いてくれることを信じて見守りたいと思います。

【昨年の様子】 平成30年の大銀杏

【今年の様子】 平成31年の大銀杏

■報告3 (平成30年9月)

 非常に暑い夏でしたが、皆さん体調を崩さずに生活できたでしょうか?8月4日には暑い中世話人さんの草刈奉仕作業も行われました。位牌堂清掃、裏山、前田家墓所、崇台山への遊歩道の草刈奉仕によりお盆を迎えるにあたり、きれいになりありがたいことです。
大銀杏経過報告ですが、現在前田家七日市藩家臣石塔再設置工事が始まり、現在一列が再設置終わりました。以前と銀杏の位置が多少ずれた為、今回石塔の高さを考慮しながら並べ直し再設置することにいたしました。
また、大銀杏も今年の夏の暑さに負けず元気そうです。
昨年八月の台風により裏山斜面が割れてしまいましたが、その災害復旧が今年度より開始する予定となっています。工事前に再度台風が来て崩れないか心配ではありますが、経過を見守りたいと思います。

大銀杏

石塔

■報告2 (平成30年8月)

皆さんにお世話になりご協力いただいた大銀杏ですが、元気に若葉が出てきました。また、4月より墓石の土台を掘り起こし、整地並びに土留めを行い、石塔再設置工事が7月より始まりました。 3、4年の経過観察とのことですので期待をもって見守っていきたいと思います。





■報告1 (平成30年3月)

 平成29年8月に台風の影響で倒木した大銀杏ですが、12月に再生保護工事が終了いたしました。
前田家家臣の石塔はまだ再設置できていませんが、お寺へ来る途中の斜面の工事が年明けより始まっていますので、その工事が終了後に再設置工事が行われる予定となります。
すべて完了となるのは平成30年4月以降となる予定です。










私より大きいチェーンソーを初めて見ました。大銀杏伐採のチェーンソーの仕切りは西日向の茂木昌一さんでした。檀家さんが仕切りでしたので安心して任せられました。






バーナーで焼き、薬剤を散布しての治療です。


ウィンチ付きの重機四台とワイヤーを巻き取る重機の計五台での引き起こし作業でした。






無事に再生保護工事完了となりました。三、四年後に根が出てくれることを期待したいと思います。